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[FA杯]ヤング・リバプール、4部相手にまさかのスコアレスドローで再試合へ

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格下相手に得点を奪えなかったリバプール

[1.8 FA3回戦 リバプール0-0プリマス]

 FA杯は8日、3回戦3日目が行われた。リバプールはホームでプリマス(4部相当)と対戦し、0-0で引き分けた。

 11日にEFL杯準決勝サウサンプトン戦、15日にプレミアリーグ第21節マンチェスター・ユナイテッド戦を控えているリバプールは、2日のプレミア第20節サンダーランド戦からMFエムレ・カンを除いて10人を変更。MFシェイ・オジョやMFベン・ウッドバーンなど10代の選手が5人も先発に名を連ねた。

 若手主体で臨んだリバプールが立ち上がりから当然のように主導権を握ると、前半22分に右サイドからのクロスをFWディボック・オリジが相手DFと競り合いながらキープし、右足で押し込み、ゴールネットを揺らす。だが、オリジのファウルで得点は認められなかった。その後も相手陣内でボールを回すも横パスが多く、引いて守る相手に危険なパスを通すことができなかった。

 『ESPN』によると、リバプールは前半、ポゼッション率80%でシュートを12本浴びせたが、得点を奪うことができなかった。メンバーを入れ替えず後半に臨んだが、流れを変えることができず、なかなかプリマスの守備を崩すことができない。すると、ユルゲン・クロップ監督は後半18分にFWダニエル・スターリッジを投入。直後にスターリッジがゴール正面から惜しい左足シュートを放つなど、攻撃のリズムが徐々に変わり始めた。

 さらに後半30分、リバプールはFWロベルト・フィルミーノとMFアダム・ララーナをピッチに送り出し、攻勢を強める。同38分、PA右からスターリッジが左足シュートもわずかにゴール右。同アディショナルタイム6分にもオリジが左足でシュートを放ったが、最後まで1点が遠く、スコアレスドロー。延長戦及びPK戦は行われず、後日再試合を行うこととなった。


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