beacon

W杯参加48か国拡大の新提案に対し、カフーとR・カルロスがW杯のレベル低下を懸念

このエントリーをはてなブックマークに追加

W杯参加48か国でカフーがレベル低下を懸念

 現在、国際サッカー連盟(FIFA)の会長を務めるジャンニ・インファンティーノ氏は2026年のワールドカップから本大会の参加枠を48か国へと増やす意向を示し、現地時間9日にスイスのチューリッヒで行われたFIFA評議会でこの新方式を提案した。これを受けて、かつての名プレーヤーがW杯参加枠拡大に言及している。

 FIFAの式典に参加するためにスイスのチューリッヒに入っていた、元ブラジル代表のカフーはメディアの前で次のように述べている。

「W杯という素晴らしい大会に、多くの国が参加できるチャンスが与えられることは歓迎する」

 その一方で、「出場国が増えることでワンサイドゲームが増えたり、一方的な展開が目立つ事態になったら、それはサッカー界の発展にならないだろう」と続け、W杯の参加国拡大に独自の見解を示している。

 また、同じく元ブラジル代表のロベルト・カルロスもメディアの前で「W杯に参加できる国が増えることはいいことだと思う。ただし、W杯は最高峰の大会としてレベルの高いサッカーが展開されるべきであり、それが保たれるかは疑問だ」と発言。

 カフーもR・カルロスも、W杯の本大会出場国が48か国に拡大することには歓迎の意向を示したが、ともに“大会のレベルが下がる可能性がある”という点に警鐘を鳴らしている。

●ロシアW杯各大陸予選一覧
世界のサッカー情報はgoal.com

TOP