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白血病で闘病中のDF早川史哉、新潟との契約を“いったん”凍結

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16年4月に急性白血病と診断されたDF早川史哉

 アルビレックス新潟は10日、現在闘病中のDF早川史哉(22)について、選手契約をいったん凍結することを発表した。復帰の目処が付いた段階で双方協議の上、改めて契約を履行するとしている。

 2016年に筑波大から新潟に加入するも、同年4月に急性白血病と診断された早川。現在は病気の寛解とピッチへの復帰を目指して治療を行っており、寛解に向けての治療は着実に進んでいるという。

 クラブは早川が治療に専念するため、トレーニングが開始できる期間まで、現在履行している選手契約をいったん凍結することになったと説明。今後もクラブを挙げ、早川の寛解とピッチへの復帰に向けて全力でサポートを行っていくとした。

 早川はクラブ公式サイトを通じ、「白血病であると告げられてから、常に前を向いていくと自分自身決めていましたが、ふとした時に以前と大きく変わってしまった自分の体を見て、本当にピッチに戻れるのか不安になることも正直あります。しかし、そんな弱気な自分をまた前向きにしてくれるのは、皆様からいただいた励ましの言葉や手紙などです。ありがとうございます」と周囲の支えに感謝。

 続けて「このたび、このような形でチームと関わらせていただくことになりましたが、アルビレックス新潟というクラブに、どんな形であれ貢献できるように努めていきます。そしてもう一度アルビレックス新潟に、『28FUMIYA』のユニフォームで戦い貢献するという強い決意を持って日々過ごしていきます」と復帰を力強く誓った。


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