[1.11 コパ・デル・レイ5回戦第2戦 バルセロナ3-1ビルバオ]

　コパ・デル・レイ(スペイン国王杯)の5回戦第2戦が11日に行われ、バルセロナがビルバオをホームに迎え、3-1の勝利を収めた。2試合合計4-3としたバルセロナが準々決勝進出を決めた。

　4日に行われた第1戦を1-2で落としていたバルセロナは、第1戦同様にFWリオネル・メッシ、FWルイス・スアレス、FWネイマールの「MSNトリオ」やMFアンドレス・イニエスタ、DFジェラール・ピケらほぼベストメンバーをそろえ、逆転でのベスト8進出を狙った。

　すると、バルセロナが前半35分に先制に成功する。中盤でメッシがボールキープしてスルーパスを送ると、左サイドを駆け上がったネイマールが柔らかいクロスを供給。ファーサイドのL・スアレスが鮮やかなジャンピングボレーで合わせ、豪快にネットを揺らしてスコアを1-0とした。

　さらに後半3分にはPA内で相手選手のファウルを誘ったネイマールが、自らPKを沈めてリードを2点差に広げる。しかし同6分、右サイドからDFゴルカ・エルストンドが送ったクロスをDFエンリク・サボリトがヘディングで叩き込み、ビルバオが1点差に詰め寄った。

　2試合合計3-3とされたバルセロナだったが、この窮地をエースが救う。後半33分、ペナルティーアークのわずかに外で得たFKでキッカーを任されたのはメッシ。左足から蹴り出された低い弾道のシュートはポストに当たりながらもゴールマウスに収まり、2試合合計スコアで再びリードに成功。8日に行われたリーガ第17節ビジャレアル戦の後半45分に同点となる直接FK弾を決めていたメッシが、またもやチームを救い、バルセロナが3-1の勝利を収めた。

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