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JFLから1年ずつ“昇格”してJ1へ…柏新加入のDF小池「さらに飛躍の1年にしたい」

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「リーグ優勝」を今季の目標に掲げた柏DF小池龍太

 3年前までJFLを舞台にプレーしていた右サイドバックが、1年毎にカテゴリーを上げていき、ついに日本のトップリーグまで登りつめた。

 DF小池龍太が2014年にレノファ山口に入団した当時、チームのカテゴリーはJFLだった。翌年にJ3へと昇格すると、昨年にはJ2へと昇格。そして、今年は“個人昇格”のカタチで柏レイソル入りをはたした。

 14日に行われた新加入選手公開会見に登壇した小池は「ここでの結果が一番大事になってくるので、1年目でどれだけ結果を残せるのかを大事にして、さらに飛躍の1年にしたいと思います」と意気込みを語った。

「すごい楽しみというのが第一で、早くあのスタジアムで試合をしたいというのが率直な気持ちです」。オンデマンドで見ていたという日立柏サッカー場へ想いをはせる小池。「柔軟性があるサッカーだと思っていて、つなぐサッカー、縦に速いサッカー、日本のサッカーがやろうとしているサッカーをしている印象で、そのサッカーに自分は合っていると思うので力を発揮できれば」と柏のサッカーとの相性にも自信をのぞかせた。

 昨季のJ2では全42試合に出場しており、「とにかく走ります」というスタミナが武器。加えて「カウンターのときは点を狙いに行きますし、ビルドアップも得意」と、昨季SBながら3ゴールを挙げた攻撃力もストロングポイントとしてアピールした。

「同世代でも日本代表を経験をしている選手がいて刺激になりますし、自分も日本代表というところを目指さないといけない」という21歳の右サイドバック。「日本のサイドバックは内田(篤人)選手と言われていますが、小池龍太という名前を挙げられるようにがんばりたいと思います」。小池はJ1で高みを目指す。

(取材・文 奥山典幸)

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