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長友出番なしのインテル、2点差追いつかれるも延長戦制し8強入り

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決勝点を挙げたアントニオ・カンドレーバ

[1.17 コッパ・イタリア5回戦 インテル3-2ボローニャ]

 日本代表DF長友佑都が所属するインテルは17日、コッパ・イタリア(国内杯)5回戦でボローニャをホームに迎え、延長戦の末に3-2で勝利した。ベンチスタートとなった長友に出番はなかった。

 均衡を破ったのはインテルだった。前半33分、MFジョアン・マリオの右CKからDFジェイソン・ムリージョのバイシクルシュートがゴールネットに突き刺さり、先制。さらに同39分、右サイドのJ・マリオのゴール前へのスルーパスに抜け出したFWロドリゴ・パラシオが冷静に右足でゴール左隅に流し込み、2-0とリードを広げた。

 2点ビハインドのボローニャは前半43分にカウンターからFWフェデリコ・ディ・フランチェスコが左サイドで抜け出し、PA左まで持ち込んで中央に折り返す。これを受けたMFブレリム・ジェマイリが反転から右足を振り抜くと、相手DFに当たったボールがゴールに吸い込まれ、1点を返す。後半28分には、左サイドからのクロスをゴール前に勢いよく飛び込んだMFゴッドフレッド・ドンサーがヘディングで合わせ、2-2。試合はそのまま延長戦に突入した。

 追いつかれて嫌な流れだったインテルだが、延長前半8分、FWエデルのスルーパスでPA右に抜け出したFWマウロ・イカルディの折り返しは相手DFにカットされたが、ルーズボールをPA内で拾ったMFアントニオ・カンドレーバが左足を振り抜き、3-2。延長後半もこの1点を守り抜いたインテルが、接戦をものにし、準々決勝進出を決めた。クラブ公式サイトによると、ステファノ・ピオリ監督は「我々はチャンスを量産した。今夜の勝利は順当な結果だ」と勝利を喜んだ。


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