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日本での栄光から一転…“エジプトのジダン”がテロリストに指定

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日本開催のクラブW杯では得点王にも輝いたFWのモハメド・アブトレイカ

 元エジプト代表FWのモハメド・アブトレイカ氏(38)が、同国政府にテロリストとして指定されたようだ。英『BBC』が報じている。

 同紙によれば、アブトレイカ氏はエジプト政府からテロリスト指定を受けている非合法イスラム組織「ムスリム同胞団」に資金供与をしていた模様。同政府にテロリストとして指定され、外国への渡航禁止やパスポートと資産の凍結などの制裁を受けることになるという。なお、アブトレイカ氏の弁護士は今回の件について「まだ有罪判決を受けたわけではないし、正式な通知もない」とし、「法律に反している」と異議を唱えている。

 アブトレイカ氏は現役時代にアルアハリなどに所属。そのプレースタイルから“エジプトのジダン”との異名を取り、2006年にクラブW杯で来日した際には3ゴールで得点王に輝いた。エジプト代表としても活躍し、12年のロンドン五輪にはオーバーエイジ枠で出場。14年1月に現役を引退していた。

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