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FIFAの新ルール提案にドイツからは反対の声、一部のルールには受け入れる動きも

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 FIFA技術開発部門のチーフオフィサーであり、元オランダ代表FWマルコ・ファン・バステンが提案したサッカーの新ルールについてドイツの関係者は否定的な反応を見せている。

 ファン・バステンは先日、ドイツ誌『シュポルト・ビルト』の独占インタビューで『オフサイドの廃止』や『PKではなくシュートアウト』といった新ルールを提案した。革新的とも言えるアイディアだが、アーセナルのアーセン・ベンゲル監督をはじめ、バイエルンのカルロ・アンチェロッティ監督など“新ルール”を前向きに受け取る関係者は多くない。

 今シーズン、ブンデスリーガで旋風を巻き起こしているラルフ・ハーゼンヒュットル監督は一部のルールに賛成の意を示しながら、オフサイド廃止には反対としている。

「一定時間の退場はアイディアの中で唯一良いものかもしれない。カウンターが意図的にファウルで防がれたら、イエローカードより5分間の退場のほうが有効だ」

「サッカーでは多くのことや戦術がオフサイドに依存しているので、大きな変化をもたらすことになってしまう」

 また、ボルシアMGのマックス・エーベルSDも「FIFAは多くのクレバーなアイディアを持っているが、オフサイドなしのサッカーはちょっと想像できないね」と語っている。
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