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ミラン17年初黒星、ナポリにダブル許す…本田はベンチのまま厳しい状況変わらず

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本田は公式戦6戦連続出番なし

[1.21 セリエA第21節 ミラン1-2ナポリ]

 セリエAは21日、第21節を行った。日本代表MF本田圭佑の所属するミランはホームでナポリと対戦し、1-2で敗れた。ミランの敗戦は昨年12月12日のローマ戦以来で、4試合ぶり。ホームでの敗戦は9月11日、第3節ウディネーゼ戦以来で今季2敗目となった。ナポリは第2節の対戦に続く、今季のミラン戦のダブルを達成した。

 試合は開始直後に動いた。まずは前半6分、ナポリはカウンターからFWロレンツォ・インシーニェが強烈な左足シュートを突き刺し、先制に成功。さらに同9分には右サイドに流れていたFWドリース・メルテンスのスルーパスに反応したFWホセ・カジェホンがGKジャンルイジ・ドンナルンマの股を抜くシュートを蹴り込み、リードを2点に広げた。

 あっという間に大きなビハインドを背負うことになったミランだが、前半37分に反撃。ハイプレスからボールを奪ったMFユライ・クツカがゴールネットを揺らし、1点差に迫る。しかし前半終了間際にゴール正面から蹴ったMFスソのFKがミートせずに枠上に外れる。後半開始直後には右クロスを合わせたMFマリオ・パシャリッチのヘディングシュートがゴール方向に飛ぶが、クロスバーに弾かれた。

 ミランは終盤、FWジャンルカ・ラパドゥーラやFWエムベイェ・ニアンら攻撃的なカードを次々と切って、同点ゴールを奪いに行く。後半アディショナルタイムのセットプレーではドンナルンマまで上がり、ドンナルンマが頭に当てるシュートを放つ執念も見せたが、ゴールネットが揺れることはなかった。ナポリに逃げ切られ、4連勝を決められた。

 なお、本田はこの日も出番はなかった。これで公式戦6戦連続出番なし。17年に入ってからはいまだ出場はなく、厳しい状況が続いている。


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