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4年ぶりのプレミア日本人対決は吉田に軍配! セットプレーで得点に絡み、岡崎レスターに快勝

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プレミアリーグで4年ぶりに日本人対決が実現! 吉田麻也所属のサウサンプトンが、岡崎慎司所属のレスターに快勝

[1.22 プレミアリーグ第22節 サウサンプトン3-0レスター・シティ]

 プレミアリーグは22日に第22節を行った。セント・メリーズ・スタジアムでは、DF吉田麻也が所属するサウサンプトンと、FW岡崎慎司が所属するレスター・シティが対戦し、3-0でサウサンプトンが勝利した。岡崎と吉田はそろってスタメン出場。吉田はフル出場で勝利に貢献し、岡崎は後半18分までプレーした。

 プレミアリーグでMF香川真司マンチェスター・ユナイテッドに所属していた2013年1月30日以来、約4年ぶり2度目の日本人対決が実現した。また、岡崎と吉田が対戦相手として同じピッチに立つのは、2人がJリーグでプレーしていた2009年12月5日、J1最終節の清水エスパルス名古屋グランパス以来、約7年ぶりとなった。

 前節バーンリー戦から1人を入れ替えたサウサンプトンは、ホームの声援を受けて試合の主導権を握る。前半6分に左クロスからMFネイサン・レドモンドがヘディングシュート。同19分には、MFドゥサン・タディッチがPA左から折り返したボールをファーサイドのレドモンドが右足で合わせるも、GKカスパー・シュマイケルのファインセーブに阻まれた。

 それでも先手を取ったのはサウサンプトンだった。前半26分、味方とのワンツーで右サイドを抜け出したDFセドリック・ソアレスの折り返しをMFジェームス・ワード・プラウズが右足ダイレクトシュート。これがGKシュマイケルの手をかすめてゴール左に吸い込まれ、スコアを1-0とする。さらに同40分、ワード・プラウズのFKから吉田とDFロベルト・フートが競り合ってこぼれたボールをFWジェイ・ロドリゲスが左足で押し込み、2-0とリードを広げた。

 対するレスターは、前節チェルシー戦から3人を変更し、今季アウェー初勝利を目指した。前半19分、カウンターから左サイドをMFデマライ・グレイが駆け上がり、中央には岡崎とFWジェイミー・バーディが並走したが、グレイはシュートを選択し、豪快に枠を外す。さらにグレイが立て続けにシュートを放つも枠を捉えきれず、前半は決定的な場面を作ることができなかった。

 後半開始からレスターは、MFナンパリス・メンディを下げて、MFマーク・オルブライトンをピッチに送り込む。一方、2点リードのサウサンプトンは、後半4分にバーディとの接触で負傷したDFフィルヒル・ファン・ダイクが、同11分にDFジャック・スティーブンスとの交代を強いられる。同15分には、DFクリスティアン・フクスの不用意な横パスを奪ったMFピエール・エミール・ヘイビエルグに決定機が訪れるも、右足シュートはわずかに左に外れ、試合を決める3点目とはならなかった。

 サウサンプトンは後半30分、タディッチのFKから吉田と競り合ったDFウェズ・モーガンの頭に当たったボールがゴールネットを揺らしたが、吉田のオフサイドで追加点とはならず。それでも同40分、FWシェーン・ロングがモーガンに倒されてPKを獲得し、タディッチが豪快にゴールに蹴り込み、3-0。4年ぶりの日本人対決は吉田が所属するサウサンプトンに軍配が上がり、連敗を4でストップした。


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