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アーセナルの“レッドカードコレクター”、過去3年の退場数はなんと9回…アンリも苦言

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バーンリー戦で一発退場となったアーセナルMFグラニト・ジャカ

 アーセナルに所属するスイス代表MFのグラニト・ジャカが、22日に行われたプレミアリーグ第22節のバーンリー戦で一発退場処分を受けた。

 またしても悪癖が出てしまった。先発出場を果たしたジャカだったが、迎えた65分に問題のシーンが訪れた。自身のパスミスで相手にボールを奪われると、ミスを挽回すべく素早くチェックに入る。ここまでは良かったが、両足の裏を向けて突っ込む危険なタックルをしてしまった。レフェリーは副審と確認を終えると、レッドカードを提示。ジャカは一発退場となってしまった。

 アーセナルはその後、アディショナルタイムにPKを献上して一時同点に追いつかれた。その後、今度はガナーズがPKを得てFWアレクシス・サンチェスが落ち着いて決めたから良かったものの、一歩間違えればジャカは“戦犯”となるような試合展開だった。

 しかも彼がレッドカードを受けたのは今回だけではない。それどころか、ジャカは“レッドカードコレクター”として知られている。過去3年で受けた退場処分の数はなんと9回。過去1年半では欧州5大リーグに所属する選手の誰よりもレッドカードを受けている。

 アーセナルのOB、ティエリ・アンリも『スカイスポーツ』にて「(レッドカードを受けるのは)初めてではない。彼はスウォンジー戦でも同じようなことをしてしまった」と苦言を呈した。

 アーセン・ベンゲル監督はジャカの才能を評価しているが、これだけ退場の多いプレーヤーはいつか信頼を失ってしまうものだ。果たしてジャカはベンゲルの堪忍袋の緒が切れる前に、この悪癖を治すことができるのだろうか……。


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