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岐阜内定の中央大FW古橋、“異例”の登録名変更の理由…「芸名みたいなもの」

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本名の“匡”から“亨”に登録名を変更したFW古橋亨梧(4年=興國高)

 FC岐阜内定の中央大FW古橋亨梧(4年=興國高)は、本名の“匡梧”から“亨梧”に登録名を変えることで、大学からプロへ舞台を移すタイミングでの心機一転を図った。「知り合いの方に占ってもらったんです。“匡”だったら良いところまで行っても漢字の右側が空いているので“王”が逃げてしまうと。“亨”は片足でも上に上がれるように、という意味が込められています。芸名みたいなものですけどね」。

 古橋は入学したての1年時からリーグ戦に出場。2013年5月6日の第6節・筑波大戦にベンチ入りすると、後半16分から途中交代でデビューを果たし、同38分には初ゴールも決めてみせた。その年は一気にブレイクし、全日本大学選抜にも選出。その後は関東選抜に3年連続で選出された。

 大学4年間について古橋は「周りに恵まれて、早い段階から試合にも使ってもらえました。そこは感謝の気持ちでいっぱいです」と振り返りつつ、「最終的に見たらチームに何も残すことができず、苦しい4年間だったなと思います。1年目でブレイクしたけど、その先はチームも2部に落ちてしまって。結局プロにはなれたんですけど、大学生活の中でサッカーは辛い思い出が多かったですね」と悔やんだ。

 中央大は古橋が3年生のときに2部降格、4年時には1部昇格を逃した。大学4年間で得たものについて問われると、考え抜いた末に「チームのために、どういう状況でも自分が引っ張らないといけないという気持ち」と口にした。個人でブレイクしたものの、昇格できないままチームを去ることになった悔しさも、登録名の変更につながっているのかもしれない。

 チームのためにという意識の強さは岐阜へ行っても変わらない。大木武監督の熱意に共感。初シーズンの目標として「監督がまず一桁順位を目指すと言っていたので、それにすべてを尽くします。個人としては少しでも早く試合に出続けて、1点でも多く点を取りたいです」とすでに気合は十分だ。岐阜のサポーターへ向けては「期待に応えられるように頑張ります。一緒に戦いましょう」と誓う。大学で得た経験を胸に、新たな名を背負い、プロの世界へ挑んでいく。

(取材・文 石川祐介)
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