[MOM2043]青森山田MF郷家友太(2年)_「自分はエースになりたい」新10番がゴールで白星導く
[高校サッカー・マン・オブ・ザ・マッチ]
[1.28 東北高校新人選手権1回戦 山形中央高 0-2 青森山田高 光陽A]
新エースが新生・青森山田高のファーストゴールを決めた。0-0の後半18分、青森山田はMF堀脩大(2年)の右CKのこぼれ球に素早く反応した10番MF郷家友太(2年)が「信じてあそこに走っていた。狙っていたので来て良かったです」と頭で押し込んで先制点。強風の影響もあって、なかなかリードを奪えなかった2冠王者を貴重な一撃によって勝利へと導いた。
選手権ではロングスローで特に注目度を高めた郷家は技術と高い身体能力も備えた注目MFだ。新チームでは、5試合連続ゴールを決めて選手権初優勝の立役者となったMF高橋壱晟(千葉)の後継者として10番を背負う。チームからゲームメークする部分もシュートを決める役割も期待される新エースがこだわる部分は1回の決定機でゴールを奪う存在だ。
「去年は(高橋)壱晟さんや(選手権得点王の鳴海)彰人さんというゴールを取れる選手がいたんですけど、今年は自分がやらないといけないと思っている。去年は引っ張ってもらっていた面が多かったので、今年は自分が背中で引っ張っていくという気持ちが強くなりました。自分はエースになりたいので、決めれるところで決めれるように、1本中1本決めていかないとエースにはなれない」
シュートを決めるためにまずはシュート数を増やしていくこと。本人は振り向きざまのシュートや相手に前を塞がれている状況でもシュートまで持っていくことのできる選手でなければ上のステージで通用しないと考えている。選手権では初戦の2得点のみ。公式記録上では3回戦以降の4試合はシュートゼロだった。それだけに必ず向上させる意気込みでシーズンを過ごす。
この日の前半は1トップのFW三国ケネディエブス(1年)がなかなかボールを収めることができなかったが、それは自分の責任だと感じていた。もっとサポートする動きのスピード、質も上げなければならないし、中盤へ下りてゲームをつくる部分も高めていかなければならない。「仕事は凄く多いんですけどそれくらいやらないとチームを勝たせることができない。それを心がけて今の試合でもやっていました」。前任者とはまた違う10番、エースへ。「壱晟さんはシュートも打てるし何でもできる選手だったんですけど、自分はヘディングでも決めれる選手なので(自分のプレースタイルを)極めていきたい」という新10番が自身の理想とする姿に少しでも近づき、チームを今年もタイトルへ導く。
(取材・文 吉田太郎)
[1.28 東北高校新人選手権1回戦 山形中央高 0-2 青森山田高 光陽A]
新エースが新生・青森山田高のファーストゴールを決めた。0-0の後半18分、青森山田はMF堀脩大(2年)の右CKのこぼれ球に素早く反応した10番MF郷家友太(2年)が「信じてあそこに走っていた。狙っていたので来て良かったです」と頭で押し込んで先制点。強風の影響もあって、なかなかリードを奪えなかった2冠王者を貴重な一撃によって勝利へと導いた。
選手権ではロングスローで特に注目度を高めた郷家は技術と高い身体能力も備えた注目MFだ。新チームでは、5試合連続ゴールを決めて選手権初優勝の立役者となったMF高橋壱晟(千葉)の後継者として10番を背負う。チームからゲームメークする部分もシュートを決める役割も期待される新エースがこだわる部分は1回の決定機でゴールを奪う存在だ。
「去年は(高橋)壱晟さんや(選手権得点王の鳴海)彰人さんというゴールを取れる選手がいたんですけど、今年は自分がやらないといけないと思っている。去年は引っ張ってもらっていた面が多かったので、今年は自分が背中で引っ張っていくという気持ちが強くなりました。自分はエースになりたいので、決めれるところで決めれるように、1本中1本決めていかないとエースにはなれない」
シュートを決めるためにまずはシュート数を増やしていくこと。本人は振り向きざまのシュートや相手に前を塞がれている状況でもシュートまで持っていくことのできる選手でなければ上のステージで通用しないと考えている。選手権では初戦の2得点のみ。公式記録上では3回戦以降の4試合はシュートゼロだった。それだけに必ず向上させる意気込みでシーズンを過ごす。
この日の前半は1トップのFW三国ケネディエブス(1年)がなかなかボールを収めることができなかったが、それは自分の責任だと感じていた。もっとサポートする動きのスピード、質も上げなければならないし、中盤へ下りてゲームをつくる部分も高めていかなければならない。「仕事は凄く多いんですけどそれくらいやらないとチームを勝たせることができない。それを心がけて今の試合でもやっていました」。前任者とはまた違う10番、エースへ。「壱晟さんはシュートも打てるし何でもできる選手だったんですけど、自分はヘディングでも決めれる選手なので(自分のプレースタイルを)極めていきたい」という新10番が自身の理想とする姿に少しでも近づき、チームを今年もタイトルへ導く。
(取材・文 吉田太郎)