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乾は12試合連続先発…エイバル、デポルティボ退けて後半戦白星スタート

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[1.28 リーガ・エスパニョーラ第20節 エイバル3-1デポルティボ]

 リーガ・エスパニョーラ第20節2日目が28日に開催され、MF乾貴士が所属するエイバルが、デポルティボをホームに迎えて3-1の勝利を収め、リーグ戦折り返し初戦で白星を獲得した。12試合連続先発出場を果たした乾は後半26分までプレーしたが得点には絡めなかった。

 いきなり先制に成功したのはホームのエイバルだった。前半4分、DFアントニオ・ルナが左サイドから前線に運んで縦パスを打ち込むと、FWセルジ・エンリクがワンタッチで流したボールに反応したFWアドリアン・ゴンサレスが鮮やかなダイレクトシュートでネットを揺らし、スコアを1-0とした。

 勢いに乗ったエイバルは前半15分に追加点を奪取する。MFペドロ・レオンが蹴り出したCKははね返されたものの、ルーズボールに反応したDFアレハンドロ・ガルベスがヘディングで落としたボールをA・ゴンサレスがつなぎ、最終ライン裏に抜け出したS・エンリクが右足シュートでゴールを陥れてリードを2点差に広げた。

 しかし前半19分、右サイドからFWカルレス・ヒルが送ったクロスをMFエムレ・チョラクがヘディングで突き刺して、デポルティボがすぐさま1点差に詰め寄る。同35分にはA・ゴンサレスのサイドチェンジを左サイドで受けた乾が、中央に切れ込んでPA外からシュートを狙うも、ボールはゴール左に外れてしまった。

 2-1とエイバルがリードしたまま後半を迎えると、後半4分にデポルティボが好機を生み出すが、MFダニ・ガルシアのパスミスを奪ってPA内まで持ち込んだFWフロリン・アンドネのシュートはGKジョエル・ロドリゲスに弾き出されてしまう。さらに同10分にはE・チョラクがミドルレンジから枠を捉えるシュートを放つも、またもやY・ロドリゲスに阻まれて同点ゴールを奪えない。

 守備に回る時間が長くなったエイバルは、後半26分に乾に代えてDFアナイツ・アルビージャを投入。すると直後の同27分、セットプレーの流れから最後はS・エンリクのパスをDFフロリアン・ルジューヌが押し込み、リードは再び2点差に。その後は粘り強い対応でデポルティボの反撃をしのぎ切り、3-1の勝利を収めた。


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