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鹿島が柴崎岳の移籍を正式発表「鹿島で戦えたことは誇り」「楽しむ心を表現し続けたい」

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MF柴崎岳の移籍が正式発表された

 鹿島アントラーズは1日、MF柴崎岳のスペイン2部のテネリフェへの完全移籍を発表した。

 柴崎は2011年、青森山田高から鹿島に加入。常勝軍団で力を蓄え、海外移籍を果たした。

 今冬の移籍を目指していた柴崎は、当初は1部のラス・パルマスへの移籍が有力視されていたが、交渉が破断。去就が注目されたが、09-10シーズンを最後に1部から遠ざかっているものの、今季のリーグ戦では第23節終了時点でプレーオフ圏内の6位につけているテネリフェが正式オファーを出し、柴崎も了承した。1月31日にテネリフェから17年6月30日までの契約で契約が合意に至ったことが発表になっていた。

 地元メディアのインタビューに「ここに来ることができて非常に満足しています」と喜びを語っていた柴崎だが、鹿島を通じ改めてコメントを発表。感謝、そして意気込みを語っている。

「Jリーグ、リーグカップ、そして天皇杯と、鹿島アントラーズで国内全てのタイトルを手にできたことは、本当に素晴らしい経験でした。その過程において、チームメイト、コーチングスタッフ、そしてフロントの方たちと共に戦えたことを誇りに思います」

「また、いつも自分を応援してくださったサポーターの皆さまには、心から感謝しています。自分のキャリアにおいて、これから重要な挑戦が始まります。そして、その挑戦を支えるのは、ピッチに立ちたい、ボールに触れたいというフットボールに対する純粋な想いです。どのような状況においてもこの競技と真摯に向き合い、フットボールを楽しむ心を表現し続けたいと思います」

「本当のところは、プロとしての一歩を踏み出したカシマスタジアムで最後にご挨拶をしたかったのですが、様々な理由からそれはできませんでした。またいつか、最高の形で皆さんと再会できることを願っています。今まで本当にありがとうございました」

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