ヘルタ・ベルリンに所属する日本代表FW原口元気は、1日の練習で足首を負傷したようだ。ドイツ誌『キッカー』が、パル・ダルダイ監督のコメントを伝えた。

　リーグ再開後の2試合は落としているヘルタは4日、第19節でインゴルシュタットと対戦する。だが、このホームマッチに向けて原口は今シーズン初めて招集メンバーから外れるかもしれない。

　同選手はMFバレンティン・シュトッカーと組んだ1対1の練習で足をくじき、足首を負傷。そのままグラウンドを去ることになった。

　ダルダイ監督は練習後、原口について「それは起きうることだが、もちろん望ましいことではない。ゲンキにとって残念なこと。1対1で調子を上げていたところだったのでね。負傷の程度に関しては検査の結果を待つことになる」とのコメントを残している。

　昨秋からシーズン序盤ほどの勢いを見せられず、ここ数試合はベンチスタートとなっていた原口。『キッカー』によれば、最近の練習では不調を乗り越えていた様子で、インゴルシュタット戦でもスタメン出場する見通しだったという。それだけに、軽傷であることを願いたいところだ。

---

●欧州組完全ガイド