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テネリフェSD、柴崎のマーケティング戦略における獲得否定「彼の能力に疑いの余地ない」

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リーガ・エスパニョーラ2部での挑戦を決断したMF柴崎岳

 MF柴崎岳は今冬の移籍市場でテネリフェに加入することが決まった。テネリフェのアルフォンソ・セラーノSD(スポーツディレクター)は、マーケティング目的での柴崎獲得を否定している。

 ラス・パルマス行きのうわさから一転、リーガ・エスパニョーラ2部で戦うテネリフェへの移籍を決めた柴崎。驚きの決断は日本でも大きな話題をさらった。

 一方、スペインではテネリフェが商業価値を見込んで柴崎に触手を伸ばしたとの見方もある。だがセラーノSDはそういった論調を否定。「彼のクオリティーに疑いの余地はない」とし、「ガクができるだけ早くチームに適応できるよう期待している」と戦力としての補強であることを強調した。

 セラーノSDは柴崎の獲得が計画されていたものではなかったことは認めている。「予想していなかったチャンスだった。我々に(そういう)選択肢が出てきて、タイミングが合ったということだ。我々はみんなで彼の適応を助けるつもりだよ」。柴崎のデビューが待たれるところだ。


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