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プロ3年目で柏の5番に…U-20代表DF中山「もう3年目。若手とは思ってない」

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今季から5番に背番号が変わった柏DF中山雄太

[2.4 練習試合 柏0-1清水 指宿]

 1失点を悔やんだ。柏レイソルは1、2本目の80分間で0-1。2本目の11分にサイドを崩され、マイナスの折り返しからFW鄭大世にゴールを許した。センターバックとして先発したDF中山雄太は「結果にこだわってやったけど、自分のマッチアップのところで失点した」と唇をかんだ。

「チームとして守備の部分をキャンプでやってきて、鄭大世選手のようなパワフルな選手に対してしっかり駆け引きしながら守れるかどうかだったけど、最後の駆け引きのところでやられた」。そう反省しながら、「ポジティブにとらえれば、ここでやられた分、修整できるのは良かった」と、開幕に向けた教訓にするつもりだ。

 15年のトップチーム昇格からプロ3年目を迎え、背番号も「29」から「5」に変わった。今月16日で20歳になるU-20日本代表DFは「番号は関係なく、もう3年目で、自分としては若手とは思っていない。もっと責任感を持って、しっかりレギュラーを取って、中心選手としてやっていかないけない気持ちでいる」と意気込んだ。

 東京五輪世代でもある中山にとって、今年5~6月にU-20W杯が控える2017年シーズンはクラブ、代表で大事な1年になる。「まずはチームでしっかり結果を残したい。それがあるからこその代表だと思う。今年はU-20W杯もあるし、まずはチームで結果を出していきたい」と誓った。

(取材・文 西山紘平)

●2016シーズンJリーグ全クラブ練習試合

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