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[DFB杯]日本人対決はHSV酒井に軍配!ケルン大迫は無得点で途中交代

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FW大迫勇也、DF酒井高徳はともに先発出場し、存在感を放った

[2.7 DFBポカール3回戦 ハンブルガーSV2-0ケルン]

 DFBポカール(ドイツ国内杯)は7日、3回戦を行い、DF酒井高徳の所属するハンブルガーSVはホームでFW大迫勇也所属のケルンと対戦し、2-0で勝利した。酒井は右サイドバックでフル出場。大迫は2トップの一角で公式戦12連続の先発出場を果たしたが、無得点のまま後半34分に交代した。

 試合開始早々にハンブルガーSVが先制する。前半5分、FWボビー・ウッドがドリブルでPA内に切れ込むと、こぼれ球をMFフィリップ・コスティッチがヒールパス。FWルカ・ヴァルトシュミットのシュートはGKトーマス・ケスラーに弾かれたが、これにDFギデオン・ユングが詰めてゴールに押し込んだ。

 前半13分には日本人同士が激しくマッチアップ。左サイドからのスローインを受けた大迫は酒井と競り合いながら反転し、PA内に進入するが、粘る酒井もスライディングタックルでボールをカットし、CKに逃れた。

 先制後、守備的に試合を進めるハンブルガーSVに対し、ケルンがじわじわと攻め込んでいく。前半31分、FWジモン・ツォラーの横パスを大迫が右足ダイレクトでミドルシュート。しかし、これは大きくクロスバーを越え、同点ゴールとはならなかった。

 後半3分のチャンスも左足シュートは枠を捉えられなかった大迫は後半途中から中盤にポジションを下げる。激しい攻撃の応酬が続く中、再びスコアを動かしたのはハンブルガーSVだった。後半30分、中盤で大迫への横パスがズレたところをウッドがカットし、ユングとのワンツーからドリブル突破。GKとの1対1を冷静に制し、右足でゴール左隅に流し込んだ。

 ハンブルガーSVはそのまま2-0の完封勝利をおさめ、準々決勝進出が決定。そのほか、連覇を目指すバイエルン、ボルシアMG、ビーレフェルト(2部)も8強入りを決めている。

■3回戦
(2月7日)
アストリア・バルドルフ(4部) 1-1(PK4-5)ビーレフェルト(2部)
ハンブルガーSV 2-0 ケルン
バイエルン 1-0 ボルフスブルク
G・フュルト(2部) 0-2 ボルシアMG

(2月8日)
シュポルトフロインデ・ロッテ(3部) 26:30 1860ミュンヘン(2部)
サンドハウゼン(2部) 26:30 シャルケ
ドルトムント 28:45 ヘルタ・ベルリン
ハノーファー(2部) 28:45 フランクフルト

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