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ドンナルンマのビッグセーブなどで粘ったミランがドローに持ち込む…本田は出番なし

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PK判定に納得がいかず抗議するGKジャンルイジ・ドンナルンマ

[2.13 セリエA第24節 ミラン1-1ラツィオ]

 セリエAは13日、第24節を行った。日本代表MF本田圭佑の所属するミランはホームでラツィオと対戦し、1-1で引き分けた。なお、本田は4試合連続の出番なしに終わっている。

 前節のミランは2人退場者を出す苦しい展開ながら、後半44分のMFマリオ・パシャリッチのゴールによって、劇的勝利を飾った。公式戦4連敗、リーグ3連敗中だったミランだが、1月8日以来の勝利を挙げた。

 勢いを持ち込みたいところだったが、順位で上位を行くラツィオには押し気味に試合を進められてしまう。ただ、11分に許したMFルーカス・ビリアのミドルシュートなど、いつものようにGKジャンルイジ・ドンナルンマがビッグセーブで立ちはだかり、ゴールを与えなかった。

 しかし前半終了間際だった。FWフェリペ・アンデルソンのクロスからチャンスを作られると、FWチーロ・インモービレにゴール前での突破を許す。ドンナルンマが前に出て防ぎに行くが、ファウルを取られてしまう。これで与えたPKをビリアに決められ、ミランは1点ビハインドで試合を折り返した。

 ミランは後半に入ってもなかなかチャンスが作れない。交代枠でリズムを作ろうとするが、なかなかうまくいかない。ベンチスタートの本田も準備する姿が見られたが、1点がほしい展開でミランは後半32分に3枚目のカードとしてMFマティアス・フェルナンデスを投入。この日も本田の起用が選択されることはなかった。

 しかしミランは後半40分に追いつく粘りを見せる。MFホセ・エルネスト・ソサが縦パスを通すと、MFスソがエリア内の狭いところをドリブル突破。シュートコースを見つけると素早く左足を振りぬく。ボールはゴール左隅をとらえ、ミランがドローに持ち込んだ。


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