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浦和の相手が再び大型補強…ACL同組の上海上港、ポルトガル代表R・カルバーリョを獲得

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昨夏のEURO2016でポルトガルの優勝に貢献したDFリカルド・カルバリョ(中央)

 中国スーパーリーグの上海上港は16日、ポルトガル代表DFリカルド・カルバリョ(38)が加入することをクラブ公式サイトで発表した。

 カルバリョは母国の名門ポルトの下部組織から1997-98シーズンにトップチームに昇格し、03-04シーズンにはジョゼ・モウリーニョ監督の下でUEFAチャンピオンズリーグ優勝を経験。04年7月にモウリーニョ監督らとともにチェルシーへ活躍の場を移すと、プレミアリーグとFA杯で3度の優勝をもたらすなど、クラブの一時代を築いた。その後、10年8月にレアル・マドリーに移籍。13年5月にはフリーでモナコと契約したが、昨年8月に契約満了で退団していた。

 2003年10月にデビューしたポルトガル代表では、これまで89試合に出場し、6得点を記録。昨夏に母国で開催されたEURO2016のメンバーにも選出され、グループリーグ3試合に出場し、ポルトガルの初優勝に貢献していた。

 上海上港はカルバリョのこうした実績を評価し、「彼の優れた能力と豊富な経験がチームの守備力アップをもたらすだろう」と期待を寄せている。

 アンドレ・ビラス・ボアス監督が指揮を執る上海上港は、今月7日にAFCチャンピオンズリーグ(ACL)のプレーオフを勝ち抜き、浦和レッズと同じグループFに入ることが決定。元JリーガーのFWフッキや今冬にチェルシーから加入したMFオスカルに加え、浦和の前に強敵がまた1人増えることになった。

 上海上港は3月15日の第3節にホームで、4月11日の第4節にアウェーで浦和と対戦する予定となっている。


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