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日本代表の末弟“02ジャパン”、静岡で熱めに始動

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U-15日本代表は有馬賢二監督の下、19年U-17W杯を目指す

 2月16日から初めての候補合宿を行っているU-15日本代表候補は17日、静岡県内で午前と午後の2部練習を実施。午後練習の最後には疲労の色を濃くする選手も出るハードな内容で、有馬賢二監督が2002年に生まれた選手たちをタフに指導した。

「最初はみんな緊張していた」とGK山田大樹(鹿島ジュニアユース)が振り返ったように、選手たちは初めての監督の下で迎える初めての代表合宿とあって、まだまだ硬さも残る様子。練習中も声が出る選手は少なかったが、プレーで激しさを見せる選手は多かった。

 ただ、合宿の始まりに際して有馬監督から示された「本気と闘争心」というコンセプトに感じるものがあったと言う期待の190cmCB佐古真礼(東京Vジュニアユース)が「監督の求める激しいプレーを出そうと思った」と随所でファイトし、「まだまだ自分を出せていない」と言うDF半田陸(山形ジュニアユース村山)も持ち味である機敏で力強い守備を見せるなど、各選手がそれぞれの形で自分を表現。単純に1対1の攻防が多く発生する練習メニューだったこともあるが、熱いマッチアップがしばしば観られた。

 まだチーム戦術などに手を付けてはいないとした有馬監督は「ハードワーク、攻守の切り替えスピード、戦う姿勢、止める・蹴るの技術といった部分はベースとなるところで、彼らが今後どこのチームに行っても、どんな戦術をやるにしても絶対必要になる部分。その土台をまずしっかり作りたい」と言う。同時に強く主張したのはボールを奪いに行く姿勢の大切さ。「まずは一回針を振り切ろうと思っている」と、抜かれることを怖がる気持ちをぬぐい去った上で、ボールを能動的に狩りに行く姿勢とそのための個人戦術を養っていくことを優先する考えだ。

 18、19日には静岡学園高など静岡県内の強豪4校との練習試合も予定されている。「年上で格上のチーム」に対して急造チームが挑む形になるため苦戦は必至だが、指揮官は「だからこそ得られるものがあるし、『自分はまだまだ』と感じてくれるならそれでもいい」と言い切る。2002年生まれの選手たちで構成される“02ジャパン”。2年後のU-17W杯を目指す長い旅路が、2月の静岡から始まった。

(取材・文 川端暁彦)



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