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「イメージ通り」の弾丸ショット炸裂!!日本高校選抜は注目の2年生FW町野が先制のスーパーゴール!

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前半21分、日本高校選抜のFW町野修斗(履正社高)が先制ゴール

[2.18 NEXT GENERATION MATCH U-18Jリーグ選抜0-4日本高校選抜 日産]

 観衆がどよめくほどのスーパーゴールだった。前半21分、日本高校選抜は中盤で前を向いたFW 鳴海彰人(青森山田高)がDFの背後を狙ってループパス。これは相手DFに跳ね返されたものの、こぼれ球に反応したFW町野修斗(履正社高)が左足を鋭く振り抜く。すると、弾丸ライナーの一撃が伸び上がるかのようにゴールを襲い、そのまま右隅へ突き刺さった。

「自分でもイメージ通りだった」と振り返る圧巻の先制弾。U-18日本代表の守護神であるGK大迫敬介から決めたスーパーゴールによって日本高校選抜にリードをもたらした。

 町野は今冬の全国高校選手権は大阪府予選準々決勝敗退。「力が出せなかったので、悔しいだけ」と悔しがる。だが、夏の全国高校総体でチームのベスト8進出に貢献し、大会優秀選手に選出されている2年生FWは今回、選手権不出場ながらも日本高校選抜に選出され、この日はトップ下の位置で先発起用された。183cmの長身で、柔らかいボールキープ、左右両足からの強烈なシュートも兼ね備える町野はJクラブのスカウト陣も注目する存在。その注目FWが大舞台で輝きを放った。

 本人は「シュートのアイディアとかシュートセンスを。誰よりも光るものを見せていきたいと思っています」と意気込んでいたが、武器であるシュートを見事に突き刺して勝利に貢献。14,214人が訪れた日産スタジアムでプロ入りや、年代別日本代表入りへのアピールにも成功した。「こういう舞台でできて良かった。(高校生活は)あと1年あるのでもっと上手くなりたい」という町野が、日本高校選抜の欧州遠征メンバーとして海外で経験を積み、新シーズンの飛躍に繋げる。

(取材・文 吉田太郎)
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