beacon

キャプテン高徳が8試合ぶり今季2アシスト目も…HSVはシーソーゲームの末、痛み分け

このエントリーをはてなブックマークに追加

今季2アシスト目を記録したDF酒井高徳

[2.18 ブンデスリーガ第21節 ハンブルガーSV2-2フライブルク]

 ブンデスリーガは18日、第21節2日目を行い、DF酒井高徳が主将を務めるハンブルガーSVはホームでフライブルクと対戦し、2-2で引き分けた。酒井は右サイドバックでフル出場。後半12分に8試合ぶりとなる今季2アシスト目を記録した。

 ハンブルガーSVが最初に試合を動かした。前半15分、MFルイス・ホルトビーが左サイドからグラウンダーのクロスを送ると、MFアーロン・ハントがニアサイドで合わせて先制。しかし、フライブルクも前半23分、細かいパス交換からMFマクシミリアン・フィリップがFWニルス・ペテルセンとのワンツーでPA内に抜け出し、左足で今季7得点目となる同点弾を決めた。

 1-1で前半を折り返すと、後半12分に再びハンブルガーSVが勝ち越しに成功する。右サイドのホルトビーが中央に入れたパスに酒井が走り込み、PA内右からワンタッチでグラウンダーのクロス。ファーサイドに走り込んだMFミハエル・グレゴリチュ左足で押し込んだ。

 酒井は昨年12月4日のダルムシュタット戦(2-0)以来、8試合ぶりとなる今季2アシスト目。2-1と再びリードを奪ったが、後半26分、フライブルクはMFビンチェンゾ・グリフォがFWニルス・ペテルセンに縦パスを入れると、リターンパスに走り込み、PA内から右足で冷静にゴール右隅に流し込んだ。

 2-2の同点に追いつかれたハンブルガーSVだが、後半41分に絶好のチャンスを迎える。ハントがPA内でDFマルク・トレホンに足をかけられ、PKを獲得。ハントが自らキッカーを務めたが、ゴール左下を狙ったキックはGKアレクサンダー・シュボロフに弾かれた。結局、試合は点の取り合いの末、決着つかず、2-2の痛み分けに終わった。

●欧州組完全ガイド
●ブンデスリーガ2016-17特集

TOP