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久保裕也2戦連続不発、所属ゲントも3戦未勝利に

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FW久保裕也は2試合連続ノーゴール

[2.19 ベルギーリーグ第27節 スタンダール・リエージュ1-1ゲント]

 ベルギーリーグは19日、第27節を行い、FW久保裕也の所属する8位ゲントは敵地で9位スタンダール・リエージュと対戦し、1-1で引き分けた。移籍後リーグ戦4試合連続でスタメン出場し、後半39分までプレーした久保は2戦連続不発に終わっている。

 右ウイングで先発した久保は積極的な立ち上がりを見せる。前半4分、相手DFからGKへのバックパスにプレッシャーをかけると、GKがボールを手でつかんでしまい、PA内左でゲントが間接FKを獲得。しかし、短いパスからFWダニイェル・ミリチェビッチが右足で放ったシュートはブロックされた。

 前半6分には左サイドのFKから、PA後方の左でフリーとなっていた久保が横パスを受け、ミドルレンジから右足でシュート。だが、相手DFに当たって枠を外れた。

 ゲントはその後、スタンダール・リエージュに両サイドを崩されてゴールを脅かされるが、最後の一線は割らせず。前半35分にはPA付近の久保がロングボールを収めてキープし、追い越してきたFWカリファ・クリバリーにヒールパス。しかし、相手DFにスライディングで阻まれた。

 0-0のままハーフタイムが近づく中、先にスコアを動かしたのはスタンダール・リエージュ。前半44分、FWオルランド・サが右サイドからのクロスにニアで反応し、GKもノーチャンスの豪快な右足ボレーを叩き込んだ。

 1点ビハインドで後半を迎えたゲントは開始早々に同点に追いつく。後半6分にセットプレー崩れから左サイドのMFナナ・アクワシ・アサレがクロスを送ると、PA内中央でこぼれ球を拾ったDFステファン・ミトロヴィッチが素早くシュート体勢に入り、右足で蹴り込んだ。

 後半9分には久保がPA内に進入しようと仕掛けたところで相手DFに倒されるも、主審のホイッスルは鳴らず。後半の久保は積極的にボールを引き出し、攻撃に絡んでいく。

 ゲントは終盤、右サイドの久保を左サイドへと配置転換する。しかし、目立った効果は見られないまま久保は後半39分に交代し、試合も1-1で終了。

 16日に行われたヨーロッパリーグ(EL)決勝トーナメント1回戦第1戦のトッテナム戦(1-0)で金星を挙げたゲントだが、国内リーグ戦ではこれで3試合勝ちなし(2分1敗)となった。


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