5部を戦うアマチュアクラブながらFA杯5回戦に進む快挙を成し遂げたサットン・ユナイテッドのポール・ドスウェル監督は、試合後にアーセナルが5万ポンド(約710万円)をクラブに寄付すると約束した事への感謝を語っている。

　FWルーカス・ペレスとFWセオ・ウォルコットのゴールでサットンに勝利したアーセナルは、準々決勝に駒を進め、同じく5部のリンコン・シティと対戦する。試合後、サットン指揮官はFA杯での快進撃が終わったことに失望しているものの、アーセナルへ賛辞を送っている。

「アーセナルは素晴らしかった。それに彼らはクラブに5万ポンドを寄付してくれたようで、それでユースチームの施設を購入しようと思う。彼らの振る舞いには非常に感謝している」

　またドスウェル監督は、アーセン・ベンゲル監督にペットボトルが投げつけられたこととサポーターがピッチに乱入したことに苦言を呈している。

「物を投げ込んだりすることは本当に恥ずべき行為だ。何人かがアーセンとアーセナルのプレーヤーに暴言を吐いているところも目撃した。それにピッチに入ってきた不届き者がいたが、あれが彼にとって人生最大の出来事になるだろう」

「私は目標を立てることを好んでいるが、私の小さな目標の一つがサウサンプトンより良いスコアで終わることだった。彼らは0-5で敗れたが、我々は0-2だ。だから私の中で目標を達成できたと思う」

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