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サットンの巨漢GKショーが突如契約解除…パイを食べる姿が賭けの対象と把握した“やらせ疑惑”が浮上

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契約解除が発表されたサットン・ユナイテッドGKウェイン・ショー

 イングランド5部相当、サットン・ユナイテッドのGKウェイン・ショーが突如クラブから解雇されたことが明らかになった。

 1972年生まれ、現在45歳のGKショーは一部報道によると125キロの体重があるとされ、0-2で敗れたFA杯5回戦のアーセナル戦では試合出場こそなかったものの、ハーフタイム時にベンチでパイを頬張る姿が目撃され、試合内容とは異なる部分で大きく注目されていた。

 しかし、このワンシーンが「ショーがパイを食べているところが映るかどうか」という賭けの対象だったことで、ショーがパイを食べたのは“やらせ”だったのではないかという疑惑が浮上。

 イギリスの『SUN BETS』では「パイを食べる」に8倍の倍率があったとされ、試合後にショー本人が賭け事の対象になっていることを知っていたかのようにほのめかしていた。

 一部報道によると賭け事との関連性を問われたことをショーが認め、本人がクラブに辞表を提出。それをサットン側も受理したことが明らかになっている。サットンのポール・ドスウェル監督は「ショーのこのクラブでの時間はすでに終わった。残念だがそれは疑いようがない」と語り、ショーが賭け事を把握した上で故意的にパイをベンチ前で食べたことを認めており、この行為はFA(サッカー協会)の調査対象になっているという。

 FA杯5回戦はアーセナルが勝利を収めて、サットンは敗れたものの、アマチュア選手が主体ながら大健闘したその姿勢に賛辞の言葉が相次いでいた。ところが、巨漢GKショーの行動から、サットンの躍進が思わぬ形で“黒歴史”になり変わる可能性が高まっている。


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