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“ハリルの愛弟子”世界的GKチェフが語るGKフィジカル論「体の大きさは重要」

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“ハリルの愛弟子”GKペトル・チェフはハリツホジッチ監督の意見に同調

 昨年、日本代表で初めてGKのみの合宿が行われるなど、GKというポジションの重要性が再注目されている。その合宿でバヒド・ハリルホジッチ監督は、世界と戦う上でのフィジカルの重要性についての持論を展開。「現代フットボールでは(身長が)190cmないと、良いGKとは言えない。GKを育てるにはフィジカルも大事で、筋力強化も必要だ」と力説したことで、“GKフィジカル論”に拍車をかけた。

 世界有数のGKでもあるアーセナルの元チェコ代表GKペトル・チェフはフランス・リーグ1のレンヌに所属した2002-03シーズンにハリルホジッチ監督に師事。チェルシー入団までの礎を築いた時期に、大きな影響を受けた。チェフ自身は196cmと恵まれたフィジカルを持つ。ハリルホジッチ監督との師弟関係を語った愛弟子は、師匠の意見に同調した。

「現代サッカーでは、ボールのスピードが速くなったし、GKの反応も限界が来るようになった。ボールをセーブするための最後の一歩が出せなくなったし、その分、体の大きさでカバーしなければならない。小柄なGKでも俊敏性が優れていればその一歩が出せると思うけど、すべてのGKにとって限界と感じる部分が多々ある。やはり体の大きさは重要だと思うよ」

 選手たちをサポートする道具の重要性も日々高まっている。チェフは2016年8月にプーマと契約。この春からは2月24日に新発売になった新スパイクの『エヴォパワー VIGOR 1』、新グローブの『エヴォパワー 2.3 グリップ RC』を装着して、アーセナルのゴールマウスを守ることになる。改めてプーマとの信頼関係を強調したチェフは「通気性が良く、指関節の機能性が高い。最も重要なのはボールをつかめるグリップ力で、ボールに触った感覚がいいし、柔らかさも良いね」と新作グローブへの好感触を熱弁していた。

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(取材・文 児玉幸洋)

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