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「昨日、私の夢が死んだ」ラニエリが指揮官解任を受けて声明「誇りに思う」と感謝の意

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昨季レスターを王者に導いたものの、今季の成績不振で解任されたクラウディオ・ラニエリ

 2015-16シーズンのプレミアリーグ制覇を果たしたものの、今季の成績不振に伴い、レスター・シティ監督の座を追われたクラウディオ・ラニエリ。解任から一夜明け、本人が声明を発表している。

「昨日、私の夢が死んだ。昨季は幸運に恵まれ、プレミアリーグでチャンピオンの座を獲得した。レスターでの冒険は素晴らしいものだったし、私はレスターでの成果を誇りに思って、これから一緒に生きていくことだろう」

「レスターでの生活をともにしてくれた妻のロザンナ、家族に感謝したい」

「この旅をともにしてくれたパオロとアンドレアに感謝している。プレミア制覇のチャンスをくれたスティーブ・カトナー、フランコ・グラネッロ(ともに代理人)にも感謝する」

「レスターの監督になったその日から、私はレスターをすぐさま愛するようになった。ここでみなさんと一緒に達成したことは、誰の記憶からも奪うことはできない。レスターを応援してくれる人が、毎日レスターを愛しながら生活してくれることを願っている」

 ラニエリはレスターに感謝の言葉を残しつつ、結果を残せなかったことを悔やみながら冒頭から「昨日、私の夢が死んだ」と衝撃的な一文を用いて述べている。

 セビージャとのチャンピオンズリーグ、ラウンド16の第1戦で、レスターは敵地で1-2の敗戦。そこから24時間も経過しないうちにラニエリは指揮官解任の憂き目に遭った。

 なお、現時点で後任は明らかになっていないが、イギリス現地メディアはロベルト・マンチーニの他、フース・ヒディンク、マーティン・オニール、ゲーリー・ロウェット、ナイジェル・ピアソン、フランク・デ・ブール、ハリー・レドナップなど複数の指揮官の名前を挙げて後任候補を紹介している。


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