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ピケがレアル戦の判定に皮肉ツイートも…S・ラモス「それがピケ・ワールド」と嘲笑

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ピケの皮肉に応戦したのはS・ラモス

[2.26 リーガ・エスパニョーラ第24節 ビジャレアル2-3R・マドリー]

 またも場外戦か。26日に行われたリーガ・エスパニョーラ第24節でレアル・マドリービジャレアルに3-2で勝利。この一戦での疑惑の判定にバルセロナのDFジェラール・ピケがSNS上で反応すると、レアルのDFセルヒオ・ラモスが応戦した。

 レアルは1-2からPKで追いついての逆転勝利。この同点弾のきっかけとなったシーンが注目された。後半27分、MFトニ・クロースが放ったシュートがPA内のMFブルーノ・ソリアーノのハンドを誘ってPKを獲得。これをFWクリスティアーノ・ロナウドがきっちり沈めた。その後に逆転したレアルは勝ち点3を上乗せ、首位をキープした。しかし、PK獲得のシーンが見方によってはB・ソリアーノの腕ではなく胸で処理しているようにも見えたため、議論を呼んだ。

 ピケはすぐに自身の『ツイッター』を更新。「同じチームを相手に(バルサとレアルは)勝ち点8差。だいたい8だ。これは“マドリードメディア”のスクリーンショット」と投稿。レアル“お抱えメディア”の『マルカ』と『アス』による記事を添付してつぶやいた。

 そこにはB・ソリアーノのPK献上について「ブルーノのハンドは意図的ではなかった」という記事や、レアルのマラガ戦(2-1)で「セルヒオ・ラモスのゴールはオフサイドだった」という見出しのもの。バルサのマラガ戦(0-0)で「ピケのゴール取り消しは不当だった」という記事が添付されていた。

 ピケは“誤審”によりレアルが勝ち点4を獲得し、バルセロナは逆に勝ち点4を失ったこと、総じて両チームに勝ち点8の差が生まれたことを強調したかったようだ。

 一方でレアルのDFセルヒオ・ラモスはミックスゾーンで報道陣からピケのツイート内容について聞かされると一蹴。『マルカ』によると、「それを言ったのがメッシだったら驚きだよね。でもそれは“ピケ・ワールド”、彼が描いた話だとわかってるから」と嘲笑。

 「レフェリーは本当に厳しい仕事をしているよね、僕らは彼らが仕事をしやすいようにしないとね」と審判団を気遣う余裕もみせた。

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