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[DFB杯]高徳キャプテン奮闘も8強敗退…HSVはチャンス生かせずPK2発に沈む

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DF酒井高徳は右サイドバックでフル出場も、準々決勝敗退となった

[3.1 DFBポカール準々決勝 ハンブルガーSV1-2ボルシアMG]

 DFBポカール(ドイツ国内杯)は1日、準々決勝2日目を行い、DF酒井高徳の所属するハンブルガーSVはホームでボルシアMGに1-2で敗れた。酒井は右サイドバックで公式戦5試合連続のフル出場を果たしたが、チームはベスト8敗退が決まった。

 ハンブルガーSVは0-8で敗退した25日のブンデスリーガ第22節バイエルン戦から先発5人を入れ替え、8年ぶりの準決勝進出を目指した。前半18分、敵陣で相手のクリアミスをカットしたMFアーロン・ハントが前線のFWボビー・ウッドへ狙い澄ましたスルーパス。ノーマークで受けたウッドが左足でシュートを放つが、GKヤン・ゾマーの好セーブに阻まれ、先制点とはならなかった。

 前半23分にも右サイドを突破したウッドのクロスからMFニコライ・ミュラーが右足ボレーで狙うが、ゴール上へ。高い位置から積極的にプレシャーをかけるハンブルガーSVは立て続けにゴールへ迫ったが、チャンスを生かせず、前半をスコアレスで折り返した。

 すると後半7分にボルシアMGが試合を動かす。自陣からのロングフィードに走り込んだMFパトリック・ヘアマンがPA内でDFメルギム・マブライに後方から足をかけられ、PKを獲得。これをFWラース・シュティンドルがゴール右に落ち着いて決め、先制に成功した。

 さらに後半15分、ボルシアMGは波状攻撃からPA内のシュティンドルが右足でシュート。これはGKレネ・アドラーが横っ飛びで弾いたが、こぼれ球に詰めたMFヨナス・ホフマンがMFマティアス・オストルツォレクに倒され、再びPKを獲得した。今度はFWラファエルがキッカーを務め、ゴール左上隅に叩き込んだ。

 PK2本で0-2とリードを許したハンブルガーSVは後半アディショナルタイム2分、GKアドラーからのロングパスを受けたウッドがそのままPA内に進入。左足を振り抜き、1点を返したが、直後にタイムアップを迎え、1-2で準々決勝敗退となった。

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