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ポドルスキ、左足の得点率は驚異の80%超…神戸移籍の大物をデータで読み解く

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ヴィッセル神戸に加入する元ドイツ代表FWルーカス・ポドルスキ

 元ドイツ代表FWルーカス・ポドルスキが2日、ガラタサライからJリーグのヴィッセル神戸へ移籍することが発表された。ドイツいや世界が誇るスーパースターのデータを『opta』の協力のもと、数字から分析してみよう。

■クラブ、代表で偉大な記録

 ケルンバイエルンなどでプレーしたポドルスキのブンデスリーガ通算成績は210試合70得点。早熟として知られるポドルスキはケルンの下部組織出身で、18歳でプロデビューを飾り、デビュー戦から3試合後のハンザ・ロストック戦で初ゴールを挙げている。また、特筆すべきは、ポドルスキは19歳になるまでにブンデスリーガで10ゴールを挙げた唯一の選手でもある。

 ドイツ代表でも長きに渡って活躍したポドルスキは、129キャップをマーク。これはローター・マテウス(150)、ミロスラフ・クローゼ(137)に次いで歴代3位の記録だ。得点数49も歴代4位とドイツ代表の長き歴史に名をしっかりと刻んでいる。また、2013年の5月にはエクアドル戦でドイツ代表の歴代最速得点(開始から6秒)を挙げた。

■最大の武器は左足

 ポドルスキを紹介する上で必要不可欠なのが強烈な左足だ。それは数字からも見てとることができる。2004年からポドルスキはクラブで125得点を挙げているが、そのうち103得点が左足によるもので、およそ82%の“シェア”を誇る。神戸は強烈な左足を生かすため、システムを考えながら、起用する必要があるだろう。

 加入時期は未定であるが、欧州でのシーズンが終了次第来日すると見られているポドルスキ。ドイツ代表でワールドカップ優勝を経験した選手としてJ1でプレーするのは4人目となる。世界王者の一員として活躍した“ポルディ・フィーバー”が巻き起こることを楽しみにしたい。

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