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「すぐに才能に気付いた」 コンテが絶賛する“完璧な選手”

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MFビクター・モーゼスを称賛するアントニオ・コンテ監督

 チェルシーを率いるアントニオ・コンテ監督が、2日に契約延長が発表されたばかりのMFビクター・モーゼスを絶賛している。

 12ー13シーズンにチェルシーに加入したモーゼスはリバプール、ストーク、ウエスト・ハムと期限付き移籍が続いたものの、コンテ監督が就任した今季は、レギュラーに定着してチームに無くてはならない存在へと成長している。

 コンテ監督が「ウインガーの選手だと思っていた」と評したモーゼスだが、シーズン途中から本格導入された3-4-2-1のウイングバックとして指揮官の信頼を得ることになった。クラブ公式ウェブサイトではコンテがモーゼスを称賛するコメントが紹介されている。

「対人スキルは高いけど、守備はそこまでだったんだ。でもシステム変更の際にモーゼスをウイングバックで起用しようと決めたんだ」

「真っ直ぐな姿勢で新たなポジションについて吸収していったんだ。特に守備面だね。今では攻守に渡って、完璧な選手だよ」

 そして、シーズン前にモーゼスの「才能にすぐに気付いた」コンテは、「残ってほしい」と伝えたことを明かしており、モーゼスは「もちろん、ここに残ってクラブのために戦うつもり。チェルシーにふさわしい選手だと証明したい」と返答したようだ。

 そして、ここまでプレミア25試合に出場を果たすなど首位を快走するチームに貢献することで、自身の存在価値を証明。指揮官も「その実力を証明してくれた。チームに残るだけでなく、欠かせない選手にまでなってくれてうれしいよ」と喜びを表している。


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