UEFAチャンピオンズリーグ(欧州CL)の決勝トーナメント1回戦第2戦が7日に開催される。ホームでレアル・マドリー(スペイン)と対戦するナポリ(イタリア)のマウリツィオ・サッリ監督のコメントを、欧州サッカー連盟(UEFA)公式サイトが伝えた。

　2月15日に行われた敵地での第1戦を1-3で落としたナポリは、今季の欧州CLで無敗かつ全試合得点中のレアルを相手に、最低でも2点差以上の勝利という困難なミッションに挑まなければならない。しかし、サッリ監督はこの圧倒的不利な状況が逆に相手を苦しめ、こちらに有利に働くと前向きに考えているようだ。

「レアルにはあらゆるプレッシャーがのしかかっているはずだ。レアルは世界王者で、最も豊かなクラブであり、最高のチームだ。ゆえに、向こうにとって突破は義務になる」

　“勝って当然”というプレッシャーがかかるレアルに付け込みたいサッリ監督は「我々のファンは世界一だからね。欧州全土がそのことを思い知るはずだよ。ファンが大声援を送ったからといって、レアルが苦戦するとは思えないが、選手を怖じ気づかせるのはただ1つ、対戦相手の目に信じられないほどの覚悟が燃えていたときだ。明日の試合では、そういう熱意がファンからうちの選手たちに伝わることを期待しているよ」と、サポーターも巻き込んで強敵に立ち向かうつもりだ。

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