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X・アロンソが現役引退を表明…「フットボールを愛していた」

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現役引退を表明したMFシャビ・アロンソ

 バイエルンの元スペイン代表MFシャビ・アロンソ(35)が9日、現役引退を表明した。自身のツイッター上で発表している。

 X・アロンソはスパイクを手に背を向けて手を振る自身の写真を掲載し、「それのために生き、それを愛していた。美しいゲームよ、さらば」とメッセージ。この投稿に続々とコメントが寄せられ、欧州サッカー連盟(UEFA)のドイツ版の公式アカウントは「素晴らしい時間をありがとうございました!」、W杯の公式アカウントは2010年の南アフリカW杯優勝に喜ぶX・アロンソの写真とともに「真のチャンピオン」と敬意を払った。

 ソシエダの下部組織で育ったX・アロンソは、1997年にレンタル先のエイバルでプロデビュー。キックの名手として名をあげ、2004年夏にはリバプールへと移籍した。加入1年目にUEFAチャンピオンズリーグ(欧州CL)決勝のミラン戦(3-3、PK3-2)で0-3から追いつく同点ゴールを挙げ、「イスタンブールの奇跡」と呼ばれる劇的な優勝に大きく貢献。2009年夏のレアル・マドリー移籍を経て、2014年8月に現所属のバイエルンに加入していた。

 2003年4月にデビューしたスペイン代表では、通算114試合の出場で16得点を記録。主要国際大会でも活躍し、EURO2008、2010年の南アフリカW杯、EURO2010で前人未到の3連覇を経験した。2014年のブラジルW杯後には代表からの引退を表明。その後はクラブでのプレーに専念していた。


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