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児童ポルノ転載で逮捕・契約解除の元山形GKがタイ4部へ「マイナスから這い上がる姿見せたい」

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U-19日本代表時代のGK中村隼

 タイ4部相当のノンタブリーFCは3日、元モンテディオ山形のGK中村隼(25)の加入を発表した。そして11日、同選手が公式ブログ(http://ameblo.jp/hayatoofficial/)の開設を発表し、現在の心境などを綴っている。

 昨年11月1日、中村は未成年男子の写真を外部から入手し、インターネット上に転載した容疑(児童買春、児童ポルノに係る行為等の規制及び処罰並びに児童の保護等に関する法律違反)で、京都府警察本部に逮捕されたと発表された。それに伴い、山形は同25日付で中村との契約を解除。中村は21日に略式起訴の上、京都簡易裁判所により罰金30万円の判決が下り、同日納付したことで、すでに釈放されていた。

 中村は「ここからもう一度」と題し、最初のブログを投稿。「はじめに自分の軽率な行動によりサッカーに関わる全ての人に迷惑をかけてしまい本当にすみませんでした」と謝罪し、非難も覚悟の上として「今まで応援してくれていたサポーターの方々に自分が0からでもなくマイナスからのスタートで這い上がって行く姿を見せなくてはいけない」と、ブログ開設の理由を説明した。

 ノンタブリーFC加入については「一度はサッカーを引退しなくてはいけない状況になってしまったのにもかかわらず、ノンタブリーFCは熱心にオファーを出し続けてくれたことに感謝の気持ちでいっぱいです」と語り、「一度失った信頼は簡単に取り戻せるものではないことも理解しています。それでも前に進み続けなくてはいけないと思います」と決意を述べた。

 中村は2010年に浦和ユースから山形に加入。14年には長崎にレンタル移籍し、翌15年に山形へ復帰した。しかし、復帰後は昨年に契約解除となるまで公式戦未出場。また、浦和ユース時代にはU-19など年代別の日本代表にも選出されていた。

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