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同点アシストも勝利に結びつかず…2か月ぶりスタメンの香川「一番最悪なパターン」

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アシストを記録するなどチャンスメイクしたMF香川真司

[3.11 ブンデスリーガ第24節 ヘルタ・ベルリン2-1ドルトムント]

 ブンデスリーガは11日、第24節2日目を行い、MF香川真司の所属するドルトムントは敵地でヘルタ・ベルリンと対戦し、1-2で敗れた。香川は1月21日のブレーメン戦(2-1)以来、公式戦10試合ぶりの先発出場。3-5-2のトップ下でフル出場し、後半10分には同点ゴールをアシストした。

 昨年12月20日のアウクスブルク戦(1-1)以来、8試合ぶりとなる今季2アシスト目を記録した香川だが、敗戦というチームの結果に「負けというのは一番、最悪なパターンだったと思う」と悔しさを隠さなかった。

 約2か月ぶりのスタメン。「(先発を外れて)2、3試合ならあり得ることだけど、10試合弱になると、通常では考えられない。不安やプレッシャーを感じながらも、どこかでリラックスして、しっかり自分を持ちながら試合を迎えた」。2トップの背後でトップ下の位置に入り、精度の高いパスでチャンスメイクした。

 0-1の後半10分にはFWピエール・エメリク・オーバメヤン、MFラファエル・ゲレイロ、香川と細かくつないで、香川がPA内左にスルーパス。オーバメヤンが左足でゴール右隅に流し込んだ。

「すごく難しい状況ではあるけど、だからこそ肩の力を抜いて、リラックスして試合に入ろうと意識はしていた。そういう意味ではいい入りができたと思う」。チームは後半26分に直接FKで失点し、1-2で敗戦。連勝は3でストップしたが、存在感は十分に見せた。

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