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劇的AT弾“熊の神”GK佐藤昭大「冗談半分でいつかは取りたいと思ってた」

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アディショナルタイムの劇的なゴールでチームを救ったGK佐藤昭大(写真はプレシーズンマッチのもの)

[3.12 J2第3節 熊本1-1山形 えがおS]

 敗戦濃厚のロアッソ熊本を救ったのはGK佐藤昭大だった。0-1の後半アディショナルタイム2分、劣勢の熊本にとってこの日唯一となったCK。ゴール前まで攻め上がった守護神がその1本を生かし、ヘディングで同点ゴールを奪った。

「ホームで絶対に勝ちたいという気持ちだけで、カズくん(上里一将)がいいボールを蹴ってくれたので、夢中で飛び込んだだけです」

 劇的な得点シーンをこう振り返った佐藤。GKとしてゴールを挙げた経験はないと話し、「プロになってから1点は取りたいなって冗談半分で思っていたのが、今日こういう風に叶って、勝利につなげられなかったですけど、良しとしましょう!」と顔をほころばせた。

 熊本は前節の岡山戦(1-1)に続き、相手に先制を許す展開だった。「ゲーム展開としては苦しい中で我慢をして、アディショナルタイムで追い付けた2試合。勝てれば1番いいんですけど、こういう引き分けも大事になってくるので、次は勝てるように頑張りたいです」。ビハインドから粘り強く勝ち点1を拾った2試合を佐藤は前向きにとらえる。

 次節はアウェーで迎える福岡との“九州ダービー”。殊勲のGKは「力があるチームっていうのは分かっていますし、僕らはいつもチャレンジャーなので、また1週間しっかりいい準備をして、全力で勝ちにいきたいと思います」と開幕戦以来の白星を誓った。


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