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ボランチで先発の高徳が決勝点呼び込む右足クロス!HSVが逆転で2連勝

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DF酒井高徳率いるハンブルガーSVが逆転勝利をおさめた

[3.12 ブンデスリーガ第24節 ハンブルガーSV2-1ボルシアMG]

 ブンデスリーガは12日、第24節3日目を行い、DF酒井高徳の所属するハンブルガーSVはホームでボルシアMGと対戦し、2-1の逆転勝利をおさめた。前節のヘルタ・ベルリン戦(1-0)は途中出場だった酒井だが、2試合ぶりにスタメン復帰。9試合ぶりにダブルボランチの一角として先発し、フル出場で勝利に貢献した。

 前半22分、酒井のミスから失点につながってしまう。相手PA手前で酒井のパスミスが相手に渡り、カウンターからMFパトリック・ヘアマンに独走を許すと、自陣PA手前でDFキリアコス・パパドプーロスがたまらずファウル。このFKからDFアンドレアス・クリステンセンにヘディングシュートを決められ、先制を許した。

 ハンブルガーSVもすぐさま反撃を仕掛ける。前半28分、細かいパス回しで中央を突破し、PA内に抜け出したMFアルビン・エクダルがマイナスに戻してFWボビー・ウッドがシュート。ゴールネットを揺らし、一度は得点が認められたかに思われたが、主審が副審に確認した結果、エクダルの位置がオフサイドだったとしてノーゴールの判定が下された。

 前半35分に再びチャンスを得るハンブルガーSV。MFアーロン・ハントのヘディングパスにMFルイス・ホルトビーが反応し、GKとの1対1からループシュートでゴールネットを揺らすが、またしてもオフサイドで得点は認められなかった。それでも直後の前半36分、DFデニス・ディークマイアーの右クロスからMFフィリップ・コスティッチがDFに競り勝ち、打点の高いヘディングシュート。ボールは左ポストに当たってゴールに吸い込まれ、今度こそ同点ゴールを奪った。

 1-1で折り返した後半もハンブルガーSVがペースを握り、迎えた後半34分、酒井が右サイドの高い位置でインターセプトから素早く右足でクロス。こぼれ球を拾ったコスティッチがPA内左からゴール前に折り返すと、DFに当たったボールをウッドがシュートフェイントから右足でゴールに叩き込み、2-1と逆転に成功した。

 DFBポカール準々決勝で敗れた相手にリベンジを果たし、リーグ戦2連勝。順位は入れ替え戦に回る16位のまま変わらなかったが、勝ち点26で15位ブレーメン、14位ボルフスブルクまで並んでいる。

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