beacon

ミラン本田圭佑は冷遇され過ぎか?伊メディアがモンテッラ監督の起用法を疑問視

このエントリーをはてなブックマークに追加

イタリアメディアが構想外となっているMF本田圭佑の現状を分析

 所属先のミランにおいて構想外となっている日本代表のMF本田圭佑について、イタリアメディア『Pianeta Milan』が13日、特集記事を掲載した。

 ミランで出場機会に恵まれていない本田の存在について、「(ビンチェンツォ)モンテッラのレーダーから消え、ひっそりと過ごしている。将来はミラネッロから離れるだろう」と現状を分析している。

 モンテッラはこれまで、攻撃陣に出場停止やケガが相次いだ時でも、本田にチャンスを与えることなく、別の解決策を講じてきた。今季、セリエAにおいて本田の出場はわずか5試合で合わせて96分にとどまっている。

 アピールチャンスすら与えられない現状について、「(モンテッラは)記者会見で(本田について)お世辞を言うが、彼を構想に入れたことはこれまで1度もない」と指摘している。そして前任のクラレンス・セードルフフィリッポ・インザーギシニシャ・ミハイロビッチ、クリスティアン・ブロッキを例に挙げ、「最初は控えの扱いをしていたが、練習や試合での彼の献身性に引かれ、出場機会を常に与えるようになった」として対応の差を疑問視した。

 しかしながら、「プレーの極端な遅さや背番号10番という特別なユニフォームを背負っている」ことでしばしば非難の的となり、ミランのサポーターには「本田の努力が届かなかった」としている。それでも本田は気落ちすることなく、2014-15、2015-16シーズンにおいて、重要な局面でアシストを決めるなど良いパフォーマンスを見せていたと回想した。

 最後に、本田は移籍金ゼロで加入した経緯もあり、今季は十分なアピールチャンスを与えられることなく、来夏にはミランを去るだろうと予測している。


●欧州組完全ガイド
●セリエA2016-17特集
世界のサッカー情報はgoal.com

TOP