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敗退を受け止め切れないペップ「僕らはその場にいなかった」

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ジョゼップ・グアルディオラ監督は自チームの低調なパフォーマンスを悔やんだ

[3.15 欧州CL決勝トーナメント1回戦第2戦 モナコ3-1マンチェスター・C]

 マンチェスター・シティ(イングランド)は15日、UEFAチャンピオンズリーグ(欧州CL)の決勝トーナメント1回戦第2戦でモナコ(フランス)と敵地で対戦し、1-3で敗れた。第1戦で5-3の勝利を収めながらも2試合合計6-6とされたシティは、アウェーゴール差で敗退が決定。昨季に続くクラブ史上2度目のベスト8進出とはならなかった。ジョゼップ・グアルディオラ監督の試合後のコメントをクラブ公式サイトが伝えている。

 指揮官が「後半はとても良いプレーをしたが、前半はそこにいないかのようなプレーだった」と振り返ったとおり、シティは前半からモナコの勢いに飲まれ、前半8分と同29分に連続で失点。2点ビハインドで迎えた後半26分にMFレロイ・サネのゴールで2試合合計6-5としたが、同32分にセットプレーから再びネットを揺らされ、第1戦のアドバンテージを生かせずに敗れ去った。

「このようなレベルの試合で失点し、前半に僕らがしていたような戦い方をしていたら、状況はとても難しい。後半はたくさんのゴールチャンスがあったが、決めることができなかった。だから僕らは敗退した」

「前半の戦い方が悲しいと思った唯一のことだ。試合をすれば、負けることもあるが、僕らはそこにいなかったかのようなプレーだった。正しいタイミングで試合に参加すべきだが、僕らはそれができなかった」

 結果よりも自分たちのパフォーマンスを発揮し切れなかったことを悔やんだグアルディオラ監督。「来年、僕らは成長していると思う。もちろん努力するよ。ホーム&アウェーがあるこの戦いは、(試合数が多い)ビッグチームにとって、要求の厳しい大会だ。僕らは、特別な状況下においては、ついてなかったと言える。このあとはプレミアリーグとFA杯に集中し、それから来季を見据えるよ」と今回の敗戦を教訓にし、前に進んでいくことを誓った。


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