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イニエスタ、バルサと“生涯契約”締結間近…引退後は育成機関の責任者になる異例の契約に

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バルセロナと契約延長交渉を進めるMFアンドレス・イニエスタ

 バルセロナは、MFアンドレス・イニエスタとの契約延長交渉を進めているようだ。スペイン『マルカ』が伝えた。

■2年の契約延長に1年延長のオプション付き

 2018年まで契約を残しているイニエスタだが、バルセロナはすでに2年の契約延長(+1年延長のオプション付き)を準備しているとみられる。6月30日までにイニエスタの契約延長が発表される見込みだ。

 だがバルセロナがイニエスタに提示しているのは、ただの契約延長オファーではない。その契約には、引退後のプランも記されているという。バルセロナはイニエスタにカンテラ(下部組織)の責任者になってもらう考えだ。

■カンテラーノの模範として育成機関の責任者に据える異例の契約

 イニエスタは12歳の頃にバルセロナに入団。「ラ・マシア」と呼ばれる育成寮で育ち、18歳でトップデビューを飾った。2015-16シーズンからは主将を務めており、まさにカンテラーノたちの模範と言える存在である。

 またイニエスタはバルセロナで合計29個のタイトルを獲得している。先月19日には、リーガ・エスパニョーラ第23節レガネス戦でクラブ通算400試合出場を達成。バルセロナで400試合を達成したのは、MFシャビ・エルナンデス(現アルサッド)に続いて史上2人目の快挙だった。

 クラブからオファーは届けられた。あとは、イニエスタの返答次第である。今後もバルセロナがカンテラーノをトップに送り出す方針は変わらない。そこにイニエスタがいれば…。若い選手たちは近くに鏡となる人間を必要としているのだ。


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