beacon

香川真司、決勝点起点の“絶妙ターン”に独紙は最高評価も「再び説得力示す」

このエントリーをはてなブックマークに追加

独紙が香川真司を最高評価

 ドルトムントに所属する日本代表MFの香川真司が再び輝きを取り戻した。17日のブンデスリーガ第25節、インゴルシュタット戦でフル出場を果たし、1-0の勝利に貢献。地元メディアでは高評価を得ている。

 トーマス・トゥヘル監督は前日の会見で、香川がミッドウィークのカップ戦でひざに打撲を受けたことを明かし、インゴルシュタット戦での出場を見送る可能性を懸念していた。だが17日午前中の最終調整に参加できた香川は、同日の試合には先発フル出場。14分のFWピエール・エメリク・オーバメヤンによるゴールの起点となり、機敏な動き、更に左サイドのDFマルセル・シュメルツァーとの連携からチャンスを作り出した。

 地元紙『WAZ』 は香川のパフォーマンスを「2.5」と評価。GKロマン・ビュルキ、オーバメヤンと同様に、最高タイの採点となった。プレーについては「彼は再びターンを見せるようになった。しかも美しく、相手選手を交わしながら。フェイント、そして優れたパスで起点を作った。1-0のシーンでもそれを見せた。また(クリスチャン)プリシッチと(エリック)ドゥルムによる連続チャンスの場面(29分)でも起点になっている」と評した。

 同じく地元紙『ルールナハリヒテン』でも香川に対する採点は「2.5」。こちらではビュルキ(「2」)に次ぎ、DFソクラティス・パパスタソプロス、シュメルツァーと並んで2位タイの評価だった。「香川が再び説得力を示した」と題された評価記事のなかで日本代表MFのプレーは次のように寸評されている。

「ドルトムントファンの人気選手は長い間、チームに入り込めていなかったが、最近は力強いパフォーマンスで復活してきている。インゴルシュタット戦でも、1-0(14分)の前のシュメルツァーに送った美しいパスに限らず、ドルトムントのベストプレーヤーの1人だった」

(※ドイツメディアの採点は1が最高、6が最低)

●欧州組完全ガイド
●ブンデスリーガ2016-17特集
世界のサッカー情報はgoal.com

TOP