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高徳はボランチで先発、長谷部は欠場…HSV対フランクフルトは決め手欠きドロー

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DF酒井高徳はフル出場となったが、負傷の長谷部は今季初のメンバー外となった

[3.18 ブンデスリーガ第25節 フランクフルト0-0ハンブルガーSV]

 ブンデスリーガは18日、第25節2日目を行い、DF酒井高徳の所属するハンブルガーSVは敵地でMF長谷部誠の所属するフランクフルトと対戦し、0-0で引き分けた。酒井は前節と同じくダブルボランチの一角としてフル出場。前節バイエルン戦(0-3)で左足を負傷した長谷部は今季初のメンバー外となった。

 長谷部が離脱したフランクフルトは3バックのリベロにDFマルコ・ルスが入り、DFバスティアン・オチプカが出場停止明けで先発復帰。また攻撃の要であるメキシコ代表MFマルコ・ファビアンがケガによる長期離脱から先発復帰を果たした。一方、ハンブルガーSVは前節からメンバーを代えずに試合に挑んだ。

 ハンブルガーSVが最初のチャンスを得る。前半11分、敵陣の右サイドでMFルイス・ホルトビーがFWボビー・ウッドのパスを受けると、そのままPA内にドリブル突破。ホルトビーはMFミヤト・ガチノビッチの守備をかわして左足シュートを放つが、ニアサイドのゴール枠外に外れてしまう。

 前半29分にはフランクフルトが反撃を仕掛ける。FWアンテ・レビッチが左サイドの深い位置までドリブルで突破し、左足でクロス。中央にFWブラニミール・フルゴタが詰めるが、フルゴタのボレーはクロスバーを大きく越えてしまった。両者ともに少ないチャンスをものにできず、前半を0-0で折り返す。

 後半は互いに失点を恐れて守備的になっていった。攻守の入れ替わりが激しくなる中、後半27分、フランクフルトがこの試合最大のチャンスを迎える。オチプカの左クロスをレビッチが頭で落とすと、ゴール前混戦の中、ゴール至近距離からDFマイケル・ヘクターが左足シュートを放つが、GKレネ・アドラーに阻まれた。

 枠内シュートはフランクフルトが2本、ハンブルガーSVは0本という固い展開のまま、試合は0-0で終了。ハンブルガーSVは連勝が2でストップとなり、フランクフルトは連敗を5で止めたものの6試合勝ちなし(1分5敗)となった。

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