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テネリフェ番記者はデビューの柴崎に好感触「近い内にレギュラーも」

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現地番記者からも期待を寄せられた柴崎岳

 19日のリーガエスパニョーラ2部第30節レウス戦(0-1)でテネリフェの公式戦デビューを果たしたMF柴崎岳だが、現地記者はそのプレーに好感触を得たようだ。

 柴崎はこのレウス戦の74分から途中出場し、中盤でパス回しの中心となった。この試合を実況していたスペイン『ラジオ・マルカ』のラモン・エルナンデス記者は、同選手のプレーに大きな可能性を感じたという。

 エルナンデス記者はまず、「ガクはピッチに入った際に喝采を受け、ボールに触れる度に称賛されていたよ」とテネリフェ本拠地エリオドロの様子を描写。そして柴崎のプレーについては、次のように述べた。

「ガクのことを評価するのは、もちろんまだ早計だ。しかし彼のプレーが気に入ったと言わなければ、それは嘘になる。その理由はわずかな出場機会ながら、パス回しにおいて見事な判断力を示していたからだ。積極的にプレーに絡もうとしていたし、チームメートも信頼していたようだった。」

 エルナンデス記者はまた「ガクはまさにチームが必要としていた選手だった。あのポジションでは、彼のようなタイプがほしかったんだよ」とも発言。さらに日本人MFが、今後レギュラーの座を勝ち取れるとの見解も示している。

「私の意見を言わせてもらえばレギュラーになる日は遠くなく、むしろ限りなく近いのではないだろうか。今日のようなプレーを常に見せられるなら、スタメンを張れると思う」

 残り12節となったリーガ2部で、テネリフェは1部昇格プレーオフ圏内の4位に位置。柴崎はテネリフェの昇格に貢献する存在となるのだろうか。

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