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大迫の好調ぶりを喜ぶケルンGM…モデストとの関係性は「パーフェクトなコンビ」

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クラブで好調をキープするFW大迫勇也

 ケルンのヨルク・シュマットケGM(ゼネラルマネジャー)は今季に入り、決定力も発揮する日本代表FW大迫勇也の好調ぶりに満足している。同選手が苦しんだ時期を振り返りつつ、「彼がいつの日か帰国した場合、自身にふさわしい評価を得たうえで戻ることになる」と語った。

 18日のブンデスリーガ第25節で1ゴール1アシストをマークし、4-2の勝利に貢献した大迫。これで今季のリーグ戦での記録を6ゴール7アシストに伸ばし、過去2シーズンの得点数にすでに達したことになる。ドイツ紙『エクスプレス』はそんな大迫について、「息を呑むほどの発展」とも形容し、シュマットケGMのコメントを紹介した。

 2014年夏に、2部所属1860ミュンヘンでプレーしていた大迫の獲得を導いた同GMだが、最初の2年間は苦しんでいたフォワードについて「時にはそういった発展、実際に持つクオリティーを発揮させるのに時間がかかることがあり、時にはまったくそれをできないことだってあり得る。ユウヤに関しては結構時間がかかったが、それができて良かったよ」とコメントした。

 またシュマットケGMは、当時は「我々は彼への重圧を軽減させるために彼を外し、あえて彼をほめなかったこともある」と振り返りつつ、「これからは何が起きようと、彼がいつの日か帰国した場合、自身にふさわしい評価を得たうえで戻ることになる。故郷ではスターであっても、ここでは通用しなかったプレーヤーとしてではなくね」と強調した。

 なおシュマットケGMはヘルタ戦でハットトリックを決めたFWアンソニー・モデストとのパートナーシップについても触れている。大迫とモデストの間で築かれている関係性について「我々はボールを収め、処理し、提供する選手を持ち、その一方でそれを(ゴールに)蹴り込む選手を持っている。パーフェクトなコンビだ」と語った。

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