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ミラン本田圭佑の対応が伊メディアで再び波紋「また日本代表に行くとしゃべる」

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本田圭佑は23日のUAE戦に途中出場した

 日本代表に招集されているミランのMF本田圭佑が20日、日本のメディアに対して意見を述べたことについて、複数のイタリアメディアが疑問を呈している。

 日本代表は23日に行われたロシアW杯アジア最終予選のUAE戦に2-0で勝利し、本田自身も78分から途中出場した。

 しかし今シーズン、本田はビンチェンツォ・モンテッラ監督が率いる若手主体のミランにおいて、出場がセリエAとコッパ・イタリアを含めて6試合96分にとどまっている。今年に入ってからは1度も出場機会を与えられていなかった。

 そのため試合勘を不安視し、今回の代表への選出を懐疑する声もあった。それでもバヒド・ハリルホジッチ監督は「今の代表は本田を必要としています」と話し、代表における本田の存在の重要性を説いていた。

 しかし、本田が日本メディアに対し、「今回のクラブで出ていない人間が代表に選ばれるのはどうかという意見は理解できます」などと自身の意見を語ったことで、イタリアメディアの間でも波紋が広がった。

 『ピアネータ・ミラン』は「毎度のように母国のメディアに対して発言した。日本人選手の言葉は重いものだ」と指摘した。

 また『カルチョメルカート・コム』は「本田が日本で気持ちを吐露」と報道した。そして以前、シニシャ・ミハイロビッチ元監督が「ここでは何も言わないのに、日本へ行くといつもしゃべる」と発言し、本田の意見が常に日本メディアから伝わることに不快感を示していたことを紹介し、本田には「前歴」があると伝えた。

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