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香川が築く新たな10番像…AFCがUAE戦のプレーを絶賛

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攻撃の起点となるプレーが増えているMF香川真司

 日本代表は23日、敵地で行われたW杯アジア最終予選のUAE戦で2-0の勝利を収めた。勝負を決めたのはFW久保裕也とMF今野泰幸のゴールだったが、アジアサッカー連盟(AFC)は公式サイトでMF香川真司のプレーを絶賛している。

 香川はUAE戦で右のインサイドハーフとして後半26分までプレー。得点やアシストはなかったものの、AFCによると香川はこの試合で両チームを通じて2番目に高い84.8%のパス成功率を記録した。

 唯一、香川より高い数値を記録したのはUAEのボランチを務めたMFハミス・イスマイールだったようだが、AFCは「日本の守備に圧力を与えていなかった」と指摘。逆に香川に対して「中盤で高いクオリティーを見せていた」と称賛の言葉を送っている。

 以前はアタッキングサードでゴールに絡むプレーを持ち味としていた香川だが、最近は所属のドルトムントも含め、中盤で攻撃の起点となって周囲を生かすプレーが増えている。実際にUAE戦でも、低い位置に降りた香川がDF酒井宏樹につないだパスから先制点が生まれた。

 香川は本日28日に埼玉スタジアムで行われるタイ代表戦でも中盤でスタメン入り。新たな10番像を築きつつある日本のエースのプレーに注目したい。


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