beacon

「本当はもっといいタイミングで…」UAEのマハディ・アリ監督が辞任、日本&豪州に連敗でW杯出場危機

このエントリーをはてなブックマークに追加

UAE代表の指揮官を辞任したマハディ・アリ・ハッサン前監督(右)

 UAE代表を率いるマハディ・アリ・ハッサン監督が辞任を表明した。28日にアジアサッカー連盟(AFC)の公式サイトが伝えている。

 23日にホームで行われたW杯アジア最終予選の日本戦を0-2で落としたUAEは、28日に敵地で迎えたオーストラリア戦も0-2の完封負け。最終予選2連敗を喫し、プレーオフ圏内の3位オーストラリアと勝ち点4差の4位となっていた。

 オーストラリア戦後、マハディ・アリ監督はAFCを通じて「今、私が去るべき時だ」とコメント。「私はイラク戦(昨年11月15日・2○0)の前にも辞任する意向を伝えたが、UAEサッカー協会から続投を要請された。(今回の辞任は)私にとって非常に悪いタイミングだ。もっと良い状態でチームを離れたかったが、これも人生。それを受け入れないといけない。5年間で最善は尽くした」と続けた。

 マハディ・アリ監督はUAEの年代別代表を率い、2012年からA代表の指揮官に就任。2013年のガルフ杯で優勝し、2年後の2015年にはオーストラリアで開催されたアジア杯で日本をPK戦の末に下し、ベスト4進出を果たした。今回のW杯アジア最終予選の初戦でも埼玉スタジアムで日本を破る大金星を挙げたが、その後は成績が安定せず、7試合を終えて3勝4敗の4位。1990年のイタリアW杯以来、2度目となる本大会出場に向けて厳しい戦いを強いられていた。

●ロシアW杯アジア最終予選特集
●ロシアW杯各大陸予選一覧

TOP