[3.28 ロシアW杯南米予選 ブラジル3-0パラグアイ]

　ロシアW杯南米予選が28日に行われ、ブラジル代表がホームでパラグアイ代表を3-0で下した。8連勝のブラジルは勝ち点を33に伸ばして首位をキープ。日本時間11時15分キックオフの試合でウルグアイ代表がペルー代表に敗れれば、ブラジルのW杯出場が決まることになった。

　ロシア一直線。ブラジルが南米予選を圧勝して終えることになりそうだ。15年10月8日に行った開幕節で敵地でチリに0-2で敗れて黒星発進となっていたブラジルだが、そこから無敗、昨年9月からは連勝を続けるなど、群雄割拠の南米で敵なし状態となっている。

　ホームに7位パラグアイを迎えたこの日もブラジルは前半からチャンスを作り続ける。前半33分には右サイドから中央にドリブルで入り込んだMFコウチーニョがMFパウリーニョとのワンツーでゴール前に顔を出すと、エリア手前から左足を一閃。グラウンダーのシュートがゴール左隅に突き刺さり、先制に成功した。

　1点リードで折り返した後半8分にFWネイマールが蹴ったPKは失敗に終わったが、同19分、自陣左でボールを持ったネイマールがライン際をドリブル突破。推定60mをドリブルで持ち上がりエリア内に入ると、右足でゴール右隅に蹴り込んだ。

　後半41分にはDFマルセロがダメ押しとなるループシュートを決めて勝利を決定づけたブラジル。完勝でW杯出場に王手をかけた。

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